スズキゲストハウス、別邸「みやこ」について。

《九州地方で記録的な大雨が続いています。被害に遭われた方たちの無事を祈ります》

去年の年末に構想が始まり、年明けから着工。
3月には工事は終了し、許可が下りるのを待つこと3ヶ月以上、、、

ながい、ながすぎる、、、

2店舗目「みやこ」、もう間も無くでオープンできそうです。
(まだできてないのかよっ)


ここで、改めて「みやこ」について、ご紹介がてらあれこれ書いてみようと思います。
長くなりますので、お時間あるときにでも読んでいただければ嬉しいです。

では。

 

・建物について。

「みやこ」は、築100年以上にもなる、いわゆる「京町家」を改装したゲストハウスです。

「京町家」とは、「1950年(昭和25年)以前に伝統的木造軸組工法で建てられた木造家屋」とされています。紅殻格子や軒の一文字瓦、共用のお勝手の上を見上げれば昔ながらの火袋があり、随所に京町家の趣を感じられます。一部床や梁が傾いてるのはご愛嬌。

また、客室の壁の漆喰や一部天井や床、フロントカウンターなどは、友人に手伝ってもらいながら自分たちで材料を取り揃え、文字通り埃まみれになりながら修繕、作成しました!

 

・客室について。

「みやこ」には客室が3部屋あり、すべて個室です。
襖や壁一枚で隣り合う部屋はなく、一部屋ずつ独立した作りになっています。

「京【Kyo】:一階にあるこの部屋は、唯一専用の洗面台とお手洗い、そして坪庭があります。
書院造りの床の間があり、正に京町家の設えが施されたお部屋です。

「成【Sei】:こちらも二階にある部屋で、「京」と同じく書院造りの床の間があります。
こちらのお部屋にはバルコニーがあり、窓の下には坪庭を見下ろすことができます。

「東【Tou】:二階にある部屋で、一番リーズナブルなお部屋です。
押入れがある分、他の2部屋よりも広く感じるかと思います。
通りに面していて、窓からは近くの銭湯の煙突が見え、夕方には下校途中の子供達の声が聞こえてきます。

3部屋とも基本的には六畳一間で、それに加えそれぞれ押入れや床の間、バルコニーがついているので二人でご利用いただくには十分な広さです。もちろん全部屋エアコン完備。

 

・設備について。

共用のトイレ、シャワーが1つずつあります。
ちなみに、トイレは昔ながらの和式のぼっとん便所、シャワーは鉄釜の五右衛門風呂、ではありません。
ここばかりは新品の洋式トイレとシャワー室を用意しました。
シャワー室にはシャンプー、ボディーソープ、クレンジングを用意しています。

3部屋で最大6名が利用することになるので、共用シャワー、トイレが1つずつでは少ないと思われるかもしれませんが、「京」のお部屋には専用トイレがあるので実質4名で1つのトイレとなります。
またみやこから徒歩1分のところに銭湯があり、京都の文化の一つである銭湯を気軽に使って欲しいという思いで、通常430円かかるところ、特別に300円で入湯チケットを販売していますので是非。
共用の洗面台はキッチンに併設されています。もちろんドライヤーも備え付けています。

自炊できるように本格的な共用キッチンがあります。
簡単な調味料や無料のティーバック、コーヒーも用意しています。
もちろん共用の冷蔵庫もあります。

また、洗濯機は洗剤付きで無料で使えます。

部屋にはバスタオルとフェイスタオルを一人1枚ずつ用意しています。

 

・立地、周辺環境について。

「みやこ」は、二条城のすぐ北側、京都市のど真ん中に位置しています。
この辺りはもともと平安京の中心、太極殿の隣、中務省陰陽寮があった場所です。
その名の通り、陰陽師が公務員として勤務していた場所です。

徒歩5分のところにバス停が2箇所あり、ほとんどの京都の主な観光スポットへ乗り換えなしで行くことができます。

最寄りのJRは二条駅になります。
みやこからは徒歩15分、京都駅からは急行に乗ればたった1駅です。

また宿の近くには楽しいお母さんが切り盛りする美味しいおばんざいの食堂、朝8時からやっているサイフォン式コーヒーが楽しめる純喫茶、セブンイレブンにローソン、銭湯、どんだけ食べても3,000円をなかなか超えない大衆酒場、ライブハウス発祥の店、週末には家族連れが集まる大きな公園など、ほとんどが徒歩5分以内の場所にあります。もちろん、歩いて10分たらずで二条城へ行くこともできます。

 

・”別邸”という位置付けについて。

「みやこ」は、「スズキゲストハウス」の”別邸”という位置付けになりました。

チェックインはスズキゲストハウスで行い、それからみやこへご案内します。
その他の観光案内やチェックアウト等もスズキゲストハウスで対応します。
「みやこ」と「スズキ」は、歩いてたった1分の距離にあるので行き来もとても簡単です。

“別邸”って、ちょっと大げさで、自分で言うのもこそばゆい気もするんですが、別”館”って言うのも違うし、実際離れにご案内する形にはなるので、別邸があっているのかな、という感じで。

また、滞在中はスズキゲストハウスの1階のラウンジを自由に利用可能なので、宿泊はみやこの個室でゆっくり、国際交流をしてみたいと思ったらスズキゲストハウスのラウンジで楽しんでもらえたら理想的です。

 

・最後に。

京都でゲストハウスをやりたいと思って物件探しをしていた当初、京町家は一つの憧れでもありました。
だけどいろいろな事情や条件がある中、僕たちの希望に合う町家は見つかりませんでした。

しかし、スズキゲストハウスがオープンするころ、誰も住んでいなそうな町家がすぐ近くにあることに気づきました。しばらくして問い合わせてみたところ、ちょうど賃貸か売却を考えていて、その上大家さんがスズキゲストハウスのことをご存知でいてくださって、事情をお話ししたところゲストハウスとしての利用を快諾してくれました。

間取り、大きさ、スズキゲストハウスとの距離感など、これ以上ない好条件。
今までいくら探しても見つからなかった京町家がすぐ近くにありました。

だけど、スズキゲストハウスがオープンして1年も経たないころだったのですごく迷いました。
もちろんお金もかかるし、人材も増やさなくちゃならない。
クリアしていかなきゃいけないハードルがまた増えて行く。
だけどやるかやらないか、決断を下すのは自分。
自分の店を自分のやりたいようにできるなら、理想を求めなきゃ意味がない。
最後には自分を信じるしかない。
うまくいく保証なんてどこにもないけど、人生一度きり。
今やれることをやらないと。

理想と現実のバランスをとりながら考え抜いた結果、やっぱりやってみようということになりました。

スズキゲストハウスもみやこもまだまだこれから、始まったばかり。
手をかけながらもっともっと多くの人に気に好きになってもらえる”ゲストハウス”にしていきたいと思っています。

長文、ご拝読頂きありがとうございました。

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