刺激を受けました。

昨日は久々に心底刺激をもらった感じがしました。

友達の紹介でマガザンキョウトという、「泊まれる雑誌」をコンセプトにした宿を運営する男性と会うことに。


マガザンキョウト。

マガザンキョウトという名前は知っていて、興味もあったし、しかもご近所さんでその上年齢もほぼ同い年だったのでとても話しやすかったです。

店内には京都で作られた小物やインテリア、オリジナルグッズが置かれ、企画展も開催されていたりして、それでも100平米弱の建物がそんなに小さく感じられず、センス良くまとめられている印象でした。

取り揃えられている小物の一つ一つが興味深く、本当に久しぶりに刺激を受けまくりました。

みやこの準備に追われ、スズキゲストハウスの充実度を高められていないけど、落ち着いたら僕も少しずつやりたいことを形にしていきたいと改めて思いました。

いやー、楽しかった。

 

助成金を利用してみる。

今現在、2店舗目のオープンに向け準備中ですが、今回は京都市からもらえる助成金を利用してみようとトライしています。

助成金は借り入れとは違い
返す必要がなく、まるまる自分のお金として使える
のが最大のメリットです。

今回の助成金は“京都市空き家活用・流通支援等補助金”の“特定目的活用支援タイプ”が該当します。
詳しくはこちらのリンクからどうぞ。

京都市空き家活用・流通支援等補助金について。

この助成金、京町家を利用したゲストハウスで申請すると、最高で90万円(!!!)もらえます。

うおー!90 万もらえるとか最高!!こんなのやるっきゃないぜー!!!
だれもがそう思うでしょう。

 

しかし、こんな大金、そう簡単にもらえるわけありません。

ここにこの助成金をゲットするためのキーポイントをあげておきます。

・該当物件の賃貸契約(売買契約)がまだ成立していないこと。
・工事に着手していないこと。
・開業する予定の事業を10年以上継続すること。

大きなポイントとしてはこの3点が挙げられます。
※上記以外にも条件は幾つかあります。詳しい条件については必ず先ほどの役所のHPをご確認ください。

すでに賃貸契約などを済ませてしまっていた場合はもう手遅れ。
さらに、10年継続が必要。要するにもし5年でなにかしらの理由で店をたたむことになった場合は、継続年数が10年に満たなかった(半分)ので、もらった助成金の半分の金額を返還しなければならなくなります。

この条件の段階で心が折れる人も少なくないと思います。f(^-^;)

それらに合った条件の物件であれば是非申請をしてみましょう。
さて、その申請に必要な書類ですが、、、

・交付申請書
・誓約書
・補助金額算出書
・承諾書
・事業計画書
・納税証明書
・建物登記簿
・地域への説明
・工事の見積書
・現況図
・付近見取り図

などが必要になります。。。
いやー、書き出すだけでうんざりしてきます。
※この辺りも必ず役所のHPをご確認ください。

これらを取り揃え、助成金申請窓口、京都市役所内の「まち再生・創造推進室」へ提出します。

大半の書類は自分の名前とハンコを押すだけですが、「地域への説明」については、一応管轄の町内会長さんなどへ挨拶に行き説明する必要があります。場所によっては町内の方々を集めて説明会を開かなければならないパターンもあるようですが、僕は前々から町内の行事に参加したり、日頃から顔を見れば挨拶をするようにしていたので5分で済みました。こういう時のためにもご近所付き合いは大事です。

 

助成金のデメリット

さっきは「返す必要がない」というメリットを書きましたがデメリットもあります。それは
初期投資の予算に組み込むことができないという点です。

どういうことかというと、銀行や公庫からの借り入れは、事業計画を作り工事の見積もりを出し、着工前に手元に入ります。なので当たり前ですがそのお金を元手にして工事費に当てたりします。

しかし助成金は物件を契約し、工事を済ませ、やっとこさ簡易宿所の許可を得た後に振り込まれます。

なので、あくまでもらえてラッキー。そのお金を当てにして事業計画を立てることは絶対にしてはいけません。手元にないお金をあてにするなということです。

 

さて、書類がそろったら提出して着工だ!! というわけにも行きません。

役所は本当に該当する建物が未契約のものだったか、使われていなかったかなどを確認するために、受け取った書類を元に調査をします。

具体的にどのような調査をするかはわかりませんが、水道が開栓されてないか、建物が申請書と相違ないか、着工されていないか、などだと思います。

書類を提出してからかれこれ2週間近く経ちますが、まだ受理された報告は届きません。。。

ちなみに今回、僕はこの助成金の申請を行政書士の先生にお願いしています。
ゲストハウス自体の簡易宿所の許可申請も別でお願いしていて、助成金については成功報酬という形で契約しました。

行政書士を雇うのもそれなりにお金がかかるので、ゲストハウスの許可も、助成金の許可も、行政書士を雇わず自分でやる人もいると思います。

そこに関しては、どこに時間をかけて、どこにお金をかけるかがとても重要になってきます。
開業まではその辺りの計算がポイントになってくると思うので、そこらへんについてはまた別の機会に記事にしたいと思います。

さらに、助成金ではなくクラウドファウンデイングというお金の集め方もありますが、今回は使いませんでした。この理由についてもまた後日。

やっぱり、そう簡単にもらえない。

助成金は京都市のお金=税金をもらうということ。
受理された後も、経過報告や許可が取れた際の報告も必要だったり、そう簡単にはもらえません。

僕は90万を手に入れることができるのか、、、また報告します!

ーイントロダクションー

僕は京都に来る以前は東京に住んでいました。

生まれも育ちも東京です。

東京東京と言いますが、東京の西の果て、町田市相原という、神奈川県との県境、夏には養殖ですが蛍が見られるような片田舎でした。

高校時代は友達も少なく、というかあの“つるむ”感じが嫌、だけど本音はもっと楽しみたいというひねくれた性格で、彼女もまともにできないというなんとも面白みのない高校生でした。

しかし、高校で専攻した美術の先生に「お前は良い絵描けるぞ。そっちの道はどうだ。」という言葉を鵜呑みにした結果、僕の人生を大きく動かす仲間達に出会うことになるのでした。
その点だけはあの高校に行って良かったと思えます。

僕は絵が好きだったし、先生の鶴の一声で、なんかカッコ良さそうだなーと思いデザインの学校を受験しました。やりたい(というかできそうな)専攻はグラフィックデザインだけだったし、学費も安かったので
グラフィックデザイン専攻科(夜間部)へ進むことにしました。
そこには(夜間部なので当たり前ですが)様々な年齢の人たちがいました。

僕は現役で入ったのでもちろん最年少(18歳)。それに比べ上は30歳。干支一緒。

けどそれが本当に楽しかった。
僕が知らないことをみんな知っていた。
酒、遊び、仕事、社会。
毎日一緒にいるだけでいろんなことを教えて貰えました。
たった2年間だったけど、間違いなく僕の人生の中で最も重要な時間だったと思います。
それほどいい仲間と巡り合えた。しかも一度にたくさん。

ある休日、その仲間達と渋谷を歩いていると、偶然小さなギャラリーを見つけました。
Genという画家の個展がやっていて、僕はその作品達に一目惚れしてしまいました。
壁に掛けられたGenのプロフィールを読んでみると
「フランスへ留学し、絵画を学んだ」
と書いてありました。

それを見た友達が、

「へー、フランスか。そんじゃスズキも渡仏だな。」
「そーだな、行ってこいスズキ。渡仏だ。」

僕の友達はこんな感じで、基本適当なことばかり言う。
だけど、僕はそこで生まれて初めて「海外」に興味を持ったのでした。
これが「スズキゲストハウス」ができ”る“キッカケ”だったのかもしれません。




写真は友達の誕生日にサプライズを仕掛ける仲間達。

はじめに。

2011年に東京から京都に移住して5年、2016年3月についに念願のゲストハウスをオープンさせました!

きっかけは2009年に4ヶ月半かけて行った、初の海外旅行にして初の東南アジアバックパッカー1人旅。

そこでの運命の出会いや憧れのゲストハウス、生まれてから25年間過ごした東京との別れ、新しい出会いなど、スズキゲストハウスができるまでを記します。

それに加え、ゲストハウスって面白そう!自分もゲストハウスを作りたい!!という方へ少しでも参考になるように、1 年目にして大手予約サイトのBooking.comでのお客様レビューで9.4を叩き出し、さらに2軒目へ着手しだしたスズキゲストハウスオーナーの考える、「評価されるゲストハウスの作り方」を、2軒目の進捗と合わせて、自分なりに分析しながらお伝えできればと思っています。

また、このブログを書くことで、日本のゲストハウス業界全体の品質向上に少しでも役立つことができれば嬉しく思います。

それでは、できるだけマメに更新できるようにがんばります〜(^o^)/

スズキゲストハウス オーナー
鈴木 健朗


ゲストハウス
オープン前、淡路島の海に向かって「ゲストハウス作るぞー!!」と叫んだ直後の写真。

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