予約手段の変化。

宿を予約する際には幾つか方法があります。

昔はきっと電話などで予約をしていたと思いますが
それからJTBなどの旅行代理店ができ
さらにネットが普及し、利用者が直接予約サイトから予約するようになりました。

「空き部屋シェア「Airbnb」がANA、Peachと提携」


予約サイトの大手はBooking.comやExpedia、楽天やじゃらんなど。

旅行者が数ある宿泊施設を比較し、ネット上で手軽に予約することができます。

 

Airbnbはその中でも少し異質なサービス。

もともとは、自分の家の空き部屋を旅行者に貸してあげたい人の橋渡しをするサービス。
基本的に宿泊(と食事)を目的としたサービスというよりも、

現地のホストとのコミュニケーションを重視したもの
として誕生しました。

そして今、Airbnbが予約サイトとしての頭角を現しはじめています。

 

現地決済と事前決済。

一旦Airbnbの話はおいておいて。

先ほどあげた予約サイトの中で、等ゲストハウスにおいて
ダントツ予約数が多いサイトがBooking.comです。

これには明確な理由があります。それは

現地決済。

どういうことかというと
予約サイトによって、事前カード決済だったり、現地決済を選んだりすることができます。

けど、Booking.comは現地決済のみ取り扱うサイトです。

予約する側からすれば、心理的にはやはり
事前決済より現地決済の方が良いというのは誰もが思うことだと思います。

しかし、宿側からすると
予約は入っているけど
当日来てくれないんじゃないかという不安
がどうしてもぬぐえません。

予約した側からすると、他で良い宿が見つかって
先に別の宿を予約していたことなど忘れてしまって
さほど気にもとめずに無断キャンセルしてしまうこともあるかもしれません

しかし宿側からすると予約が成立している以上
その部屋(ベッド)は他の方に売ることもできず
夜遅くまで到着を待ち、連絡さえ取れなくなるとなると
相当なストレスとリアルな損益に繋がってきます。

そのあたりを考えるとやはり宿側は事前決済がいいんだけど
そうすると予約が減ってしまうという、悪循環に陥ります。

 

Airbnbというイノベーション

僕はこの問題に関して、どう考えても
現地決済予約の割合を減らす方法
が見出せませんでした。

しかし、Airbnbのサービスはそれを覆しそうなほどの急成長を遂げています。

Airbnbは予約時にクレジットカード情報を入力して完了します。
しかし、実際に決済が実行されるのはチェックイン翌日です。

なので、キャンセルや変更があっても規定通りのキャンセル料が支払われ
予約者が無断キャンセルしても当然施設側に支払いが実行されるので
ノーショーによる損害が発生しません。

また、予約する際にゲストはホストにメッセージを送らなければなりません。
これがとても重要で、そのメッセージにホストが返事をすることで
すでにコミュニケーションが発生します。

これにより少なからずフレンドシップが生まれ
お客さんが無断で別の宿に泊まってしまおうという意識は激減していると思います。

実際Airbnbでのノーショーは一件もありません。
一方、Booking.com経由での予約の無断キャンセルは
9月は10000円分発生しました。しかも全員日本人という、、悲。
(これに対しBooking.comはなんの保証もしてくれません。。)

 

別の土俵を作ることは大きな可能性を生む。

結局、既存の予約サイトをいくらうまく利用しようとしたところで
悪循環からは抜け出せませんでした。

しかし、このように根本的にコンセプトの違う中から生まれたサービスが
その悪循環を覆す大きな要因になるというのは
何かイノベーティブなことを考えるにあたっては重要な要素ではないかと思います。

実際、Airbnb経由での予約は少しずつ増えています。

これはすごいことで、今まで不可能だと思ってたこと(事前決済での予約を増やす)
を可能にしてくれています。

Airbnbにも、違法民泊を放置しているという大きな問題もありますが
今後はそこも改善されれば他の予約サイトを凌駕する
ゲストにもホストにも愛される良質なサービスになっていくのではないかと思ってます。

 

あ、このブログを読んでくださったら
AirbnbでもBooking.comでもなく、
是非このHPから予約してくださいね!\(^-^;)/

ご予約はこちらから^^;

 

楽しいこと。

この前、1年以上ぶりに友達と3人でカラオケに行きました。

年齢も近く、ゲストハウスオーナーという共通点もあり気を使わずに会える友達。

「たまにはパーっとやろう!」

という流れだったので、飲み放題コースで結局朝方まで歌い続けました。

 

スタートは僕がレミオロメンの「粉雪」。
声出るわけありません。
それでも楽しい。

続いて友達がバンプの「ラフメイカー」。そしてACIDMAN。からのRAD WIMPS。

Dragon AshやRIP SLYMEなんかのラップも歌いつつ。

テンション上がってきたとこで持ち込んだアコギを取り出し
友達が歌うイエモンの「JAM」に合わせて弾く。

そして飲む。

むっちゃ楽しい。

そして友達はバイオリン弾き出す。

そのあともチャゲアスやSMAP、浜ちゃん、クリスタルキング(!!)、サザン、米津玄師、ラルクやGRAYまで。

選曲が昭和生まれ感出まくりですね。

男三人カラオケ、いやー最高でした。

 

何が言いたいかって。

楽しいことしよう。

何かに我慢したり、誰かに気を使ってる場合じゃない。
そんなことしてる間に年取っていきますから。

最近はそんなことを思いながら生きてます。

以上。

宿泊税見直しの為の活動の結果。

見直しを求めた活動の結果。。。

先日のブログでも書いたのですが

以前、京都市における宿泊税の条例案見直しを求める為の
簡易宿所オーナーらによる意見交換会に参加してきました。

その会をきっかけに“京都簡易宿所協議会”が結成され、
署名活動などの活動を経て先日、行政各所に署名と嘆願書が提出されました。

活動の具体的な目的は、ざっくり言うと
・1泊20,000円未満一律200円の課税の見直し
・導入から5年後の検証を、もっと短期間での検証の希望

という2点でした。

結果は、
・課税額は見直されず
・ただし検証期間は1年半後という付帯決議(法的拘束力なし)

という条例で可決されました。

 

課税額の見直しがされなかったのは残念ですが、
個人的な感想を言わせていただくと、
この活動が市に影響を与えたかどうかはわからないけど、
検証期間の大幅な短縮が見込めたことだけでもすごいことだと思います。

 

今日の京都新聞!

さらに、本日の京都新聞では、
一律200円の負担が低料金の施設ほど大きいという、
正に簡易宿所の声が取り上げられる記事が掲載されています。

簡易宿所協議会の名前も書かれていて、
活動が意味のあるものだったということが証明された気持ちです。

 

感謝の気持ちと今後のこと。

今回は、スズキゲストハウスでもチェックイン時にお客様に署名のお願いをし
国内外多くの方にご協力いただきました。

この場をお借りして感謝申し上げたいと思います。
本当にありがとうございました。

また、今回のきっかけとなった意見交換会にお誘いいただき、
中心となって行動して下さった方々へも、心より感謝申し上げます。

また宿泊税の問題と別に、もう一つの大きな問題として
違法民泊の問題があります。

これについても京都で宿泊施設を経営する人間としては
避けては通れない部分だと思っているので注視していきつつ、

一方でたくさん増え続ける宿に埋もれないよう、
楽しくてポジティブな活動もしていきたいと思っています。

もっともっと居心地の良い宿にしていきますので
京都に来る際は是非ご利用ください!(^o^)/

美山日帰り

梅雨でもないのに、京都はじめじめした日々が続きました。台風一過、何日間か晴れたけど、今日はまた雨です。

さて、本題に入ります!先週車で友達と旦那さんと3人で美山に行ってきました。どうせ雨だろうと少し憂鬱な気持ちで向かったけど、美山はなんと素晴らしく晴れた青空を見せてくれました。最初に向かったのはかやぶき美術館と郷土資料館、目当ては展示会ではなく、屋根裏までじっくり観賞できる築150年の建物そのものと、美山の暮らしを辿る民具の数々でした。二棟の茅葺き家はさほど離れてなく、間に水車のある小庭を挟み、広々とした平地に建っていました。美術館に入った途端、広い玄関付近に展示されている鉄筋彫刻が目に留まりました。徳持耕一郎という作家の方が20年以上ライブに通いスケッチしたミュージシャン達を鉄筋に置き換えた「鉄筋彫刻」展とのことです。どの作品もミュージシャンの表情と仕草を繊細に表現されていて、迫力があってとてもかっこよかったです。2階に上がると、10枚ほど絵が展示されていて、きれいな屋根裏が目に飛び込みました。一見何十の丸太がきれいに横並びに配列され、縦並びの木材と無数の紐で固定され、その上に何重ものススキが重なっていました。資料館には昔の暮らしが目に浮かぶような、多くの民具が保存されていて面白かったです。

昼過ぎに茅葺きの里にあるレストランで美味しい鹿料理を食べて、川沿いで少しススキの景色を楽しんで、最後ゆっくり里を散策しました。里には全部茅葺きの建物だと思っていたら、普通の家も点々と建ててあり、伝統的の茅葺屋根もあれば、茅葺き屋根に見せかけたもう一段普通の屋根が伸ばしている建物もありました。それでも絵みたいな景色が広がっていました。柿の木が多く植えてあり、食べ頃の柿が収穫されないまま道や庭に落ちていました。勿体ない、観賞用??柿好きではないけど、せっかく実ったのに収穫してあげたいなといささか悲しい気持ちになりました。里には民俗資料館があり、約200年前の建築当時の姿に忠実に復元された建物で、古くからの農機具や生活道具など展示されていました。藍染の美術館もあったけど、残念ながら管理者が不在でした。

車酔いで少し気が引けますが、冬の景色を見にまた行ってみたいと思います。

ロゴとネーミングについて。

少し前、ブルーボトルコーヒーがネスレに買収されたそうです。
全然コーヒー業界に詳しくないけど
まだまだ波に乗ってるイメージのトップブランドが老舗にさらりと買収され
勝手に驚いてました

 

ブルーボトルコーヒーが鳴り物入りで日本に上陸し
一気に知名度をあげた大きな要因に
ネーミングとロゴマークが大きな影響を与えてる!
と勝手に考えていました

 

真っ先に先入観を植え付ける企業の名前とロゴ。

僕は小学生の時にサッカーを習っていました。
そしてスポーツブランドで
一番最初にロゴと名前を記憶したのは
「アディダス」でした

 

次に覚えたのは「ナイキ」です
友達がナイキの帽子を持っていて
あの有名な「スウッシュ」ロゴを見たとき
子供心に
(アディダスより)カッコイーーー」
と思ったのを覚えています

その後も「アドミラル」や「カッパ」「アシックス」など
様々なスポーツブランドの名前とロゴを覚えていきました

 

いくら頑張っても「カッパ」は「ナイキ」に勝てない。

こうしていろいろなスポーツブランド知っていったわけですが
小学生の僕はすでに「欲しいブランド」と「絶対買わないブランド」
がはっきりしていました

その大きな理由に、ブランドロゴとネーミングがありました

極端な話、全く同じデザインのジャージに、それぞれ
「ナイキ」のロゴと名前、「カッパ」のロゴと名前を入れたとしたら
僕は迷わずナイキを買います。

これは何にでも言えることかと思うんですが、
見た目の良し悪しって間違いなくあって、
それと口にして心地よい音、悪い音も間違いなくあると思います。

ただ、100人いたら100人がいい、悪いと感じるものはありません。

 

ブルーボトルコーヒーが流行ったワケの一つはここにある。

初めてブルーボトルコーヒーという名前を耳にして
そのロゴを見た時僕は一発で覚えました

これってとても重要なことで
そのネーミングやロゴを作る時
作り手の持つ様々なこだわりよりも重要になることもあると思います。

実際、僕もロゴのデザインをする時
かっこ良さや見た目の良さ以上に
覚えやすさや、わかりやすさを重視しています

結果的にそれが良いデザインになると思っています

日本人でも覚えやすい「ブルー」「ボトル」という単語
そしてその名前自体発音しやすい
またシンプルでわかりやすく、親しみやすいロゴとカラーリング

僕は飲んだことなんですけど(オイっ!)
多分美味しいんでしょう。普段コーヒー飲む人はとりあえず飛びつくだろうし
普段そんなに飲まない人でも
ブルーボトルコーヒーの“ロゴマークのついた”カップを持ちたいという
ファッション性でも集客力があると思います。

 

ロゴと名前ってホント大事。

ロゴと名前というものは、何かを立ち上げた時に決めてから、ずーっと使っていくものです

デザインのボリュームとしては本当に小さなものですが
それを作るものとしては、正にそこの看板を作るという気持ちで
0.1ミリ単位でデザインを作り上げます

某有名デザイナーが大企業からロゴを依頼されると数百万単位のデザイン代になります

しかし、ロゴマークとはそれだけ価値のあるものだということです

 

感じ方は人それぞれ。

ここまで言っといて最後にアレですが
もちろん中にはナイキよりカッパが好き!っていう人も必ずいるわけで
そういう方には先に謝っておきます

ボロクソ言ってすみませんでした

ただ、どんなことをやる場合にも言えることだと思うのですが
何かを作る時はターゲットをきちっと設定して
そのターゲットに少しでも多くリーチ出来るように考えて作るべき

デザインとは、そのターゲットに対して
調査や分析では求められない「感覚」的な魅力を
可能な限り効果的に表現することです。